韓国人の統一への認識をサーベイした記事(11月20日付の朝鮮日報より)を掲載します。
現代経済研究院の調査、国民の67%が「統一は国益にプラス」
現代経済研究院は19日、統一に関する韓国国民の意識について調査を行った結果を発表したが、それによると国民の78%が「統一は必要」と回答したという。年代別では20代66.8%、30代74.9%、40代84.6%、50代以上が84.2%となっており、若い世代ほど統一の必要性を感じる割合が低いことも分かった。
「統一は必要」とする回答は、南北関係や統一・外交の専門家では98.1%に達していた。「統一は国益にプラスになるか」という質問では、一般人は67.0%、専門家は98.1%が「そう思う」と回答した。
「統一の時期」については一般人(55.4%)と専門家(68.6%)のいずれも「11年以上先」という回答が最も多く、次が「6-10年後」だった。「統一は不可能」という回答は一般人で19.4%、専門家は1.9%だった。
「統一に掛かる費用」については「負担したくない」という回答が一般人では27%を占め最も多かった。専門家は「年間11万-50万ウォン(現在のレートで約1万-4万7000円)以下なら負担する」が42.9%で最も多かった。現代経済研究院は19歳以上の一般人814人、南北関係の専門家105人を対象にこの調査を行った。